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安全に美味しく食べ続けましょう!

リハビリ

先日の日曜日(12/4)に豊中市民健康展が開催され、言語聴覚の日のイベントの一環として参加してきました。


摂食・嚥下、コミュニケーションの相談と言語聴覚士の仕事に関する周知を行いました。

相談内容は主に「最近ムセることが増えた」「薬が飲みにくい」等の摂食・嚥下に関することであり、食事環境のアドバイスやご自身でできる嚥下体操の紹介をしました。

相談の中には、誤嚥性肺炎や口腔のフレイルについてご存じの方がおられ、少しずつ摂食・嚥下について浸透してきていることを実感しました。



当院では言語聴覚士が3人在籍しており、病院内のリハビリだけでなく、通所や訪問のリハビリにも力を入れています。

安全に美味しく食事ができ、いきいきとした在宅生活が継続できるようにサポートしておりますので、飲み込みに不安がありましたら、お気軽にご相談ください。
(ケアマネジャーさんを通すとよりスムーズです)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
言語聴覚士 松田


新入職員紹介(通所リハ)

リハビリ

皆さま、こんにちは!桜が満開になり、すっかり春になりましたね!

新年度も始まったこともあり、最近、通所リハに入職したスタッフの宮本さんを紹介致します。

運動指導訓練員として通所リハで勤務し、日々利用者さんと一緒に運動や運動方法のアドバイスを行ってくれています。
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私は、医療介護業界での勤務経験はありませんが、少しでも地域に、人に貢献できる仕事に就きたいという思いがあり、挑戦することにしました。

自分にできるのかとても不安でしたが、地域に根差したところで経験を積みたいと考え、大津病院を希望しました。

わからないことやできないこともまだまだ多く毎日必死ですが、理学療法士や柔道整復師の方や先輩スタッフから身体の使い方や運動方法等を丁寧に優しく教えてくれるので、未経験でも頑張れています。

利用者の方々に安心して運動していただけるようお手伝いができればと思います。

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スタッフ一同、利用者さんに寄り添って良いサービスを提供できるように、日々頑張ってまいります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

通所リハビリテーションセンター
理学療法士 新福


MTPSSE(高齢者の発話と嚥下の運動機能向上プログラム)ってご存じですか?

リハビリ

皆様、こんにちは。
夏から一気に冬に近づくような気候で体調により気を付けないといけない季節がやってきましたね。

今回は、「MTPSSE」についてご紹介いたします。

MTPSSEはMovement Therapy Program for Speech & Swallowing in the Elderly:高齢者の発話と嚥下の運動機能向上プログラムといい、
ディサースリアと嚥下障害が共有する器官に対して同時並行的にアプローチするために、ハイブリッド・アプローチとして体系化されたプログラムです。

加齢や脳血管障害等により、呂律困難や飲み込みづらさを抱えている方は当院入院中の方に多くいらっしゃいます

また、通所リハを利用されている方でも「少し話しにくい」「時々ムセる」といった症状を訴えられることもあります。

そういった方に対して、MTPSSEは有効ではないかと考え、書籍を購入してみました!


今までの言語・嚥下訓練に加え、積極的にこのMTPSSEを通所リハや訪問リハでも取り入れていきたいです。

治療だけでなく、予防のプログラムもありますので、気になった方はお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

言語聴覚士 松田隆昌


9月1日は「言語聴覚の日」

リハビリ

皆さま、こんにちは。
9月に入り、ようやく暑さも和らいできましたね!

9月1日は「言語聴覚の日」でした。

私は大阪府言語聴覚士会の「言語聴覚の日」イベント委員会に所属しており、本来であれば、言語聴覚士という仕事を普及するイベントを開催しておりますが、このコロナ禍ですので中止になっています。

ということで、「言語聴覚士」という仕事をご紹介したいと思います!
「話す、聞く、食べる、のスペシャリスト」と日本言語聴覚士協会のHPに記載されています。
当院では、言語聴覚士が3名勤務しています。
入院されている方に対しては、その中でも「食べる」(嚥下:えんげ)に困難さを抱えている方のリハビリテーションを中心に行っています。

訪問リハビリや通所リハビリでは、「食べる」以外にも脳血管障害や神経性難病によって「話す、聞く」(失語症や構音障害)に困難さがある方にもリハビリテーションを提供しています。


9月も大阪府では緊急事態宣言が延長されていますが、来年度には「言語聴覚の日」のイベントが開催できるような状況になっていてほしいと願っています。

また、リハビリテーション科では理学療法士、作業療法士の常勤・非常勤を募集しております。
ご興味のある方は、お問い合わせください。
求人内容はこちらからご確認ください。https://www.otsu-hp.com/recruit/requirements.html

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
リハビリテーション科 松田


脱水症・熱中症に気を付けましょう!

リハビリ

皆さま、こんにちは!

梅雨が明け、すっかり夏となり、蒸し暑い日が続きますね。

夏に要注意な「脱水症」についてお話ししたいと思います。

人間は年齢を重ねるごとに体重における体内の水分量に比率は徐々に減少します。
一般的に高齢者の身体の水分量は、若いころに比べると約10%減り、約50%だと言われています。
つまり、身体の中の水分量が少なくなるため、若い頃より脱水症になりやすいと言えます。

さらに加齢とともにのどの渇きを感じる「口渇中枢」が減退するため、実際には水分が必要な状態であっても喉の渇きが感じにくくなります。
そのため、高齢者は発汗などにより体内の水分が失われても、身体が乾いていることを自覚しにくく、水分摂取が遅れがちになるので、若年者に比べて早く脱水症状を起こしやすく、注意が必要です。

---高齢者が脱水になりやすい理由---
①身体の水分量が減る
②のどの渇きの感覚機能「口渇中枢」の減退
③食欲不振、嚥下障害などにより水分を十分に摂取できない
④糖尿病による尿量増加、降圧剤の利尿作用
⑤夜間のトイレを避けるために意図的に水分を摂取しない
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夏場は特にこまめに水分摂取が重要となります。

当通所リハでは、利用者さまに運動前後の水分摂取を積極的に促しています!
(麦茶・コーヒー・紅茶・ココア・緑茶等々を無料で提供しています)

東京五輪が始まり、心も体も熱くなりますが、ステイホームでTVの前で応援して楽しみたいですね!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

通所リハビリテーションセンター 理学療法士 新福